2012年2月7日火曜日

ローザンヌ国際バレエコンクール2012 菅井円加さん優勝!

 

ローザンヌ国際バレエ、日本の17歳優勝 菅井円加さん 朝日新聞

 熊川哲也さんや吉田都さんらが輩出したローザンヌ国際バレエコンクールの決勝が4日夕、スイス西部で開かれ、神奈川県厚木市在住で、東京都町田市の私立和光高校2年の菅井円加(すがい・まどか)さん(17)=佐々木三夏バレエアカデミー所属=が1位となった。伸びやかな演技が評価された。

 コンクールは15~18歳だけが参加でき、「将来性」を審査する若手の登竜門として知られる。19カ国から79人が参加し、決勝には21人が進出。古典舞踊と現代舞踊の2部門で踊り、演技を競った。審査員を務めた吉田都さんは「すべてが良く、審査員9人全員一致の結論です。決勝前日の演技からも成長が見て取れ、現代舞踊ではエネルギーを感じました」と評した。

 菅井さんは「ここまで来られたのは先生方やお父さん、支えてくれた人たちのおかげ。感謝の気持ちで一杯です。(1位は)信じられなくてまだ踊りの夢の中にいるような感じ。気持ちよく踊れました」と話した。菅井さんは現代舞踊特別賞も受賞した。

 いやー、やってくれました菅井円加さん!新人バレエダンサーの登竜門と言われるローザンヌ国際で見事優勝!スカラシップ賞での1位ですから、菅井さんには1万6千スイスフランの奨学金と、世界の著名バレエスクールへ1年間留学する権利が与えられることになったわけです。日本人ダンサーでは熊川哲也が89年に金賞(※現在は廃止)を受賞して以来の快挙です。

 

 国際大会で優勝した日本人選手が帰国すると、必ずといっていいほど「金メダル狂想曲」が始まるわけですが、今回もご多分にもれず成田空港で取材陣が待ち構え、金屏風の前で記者会見をすることになりましたね(笑) まあ、私も成田の出待ちは経験あるのであんま偉そうなことは言えませんが(^^ゞ

 菅井さんの受賞でテレビ・マスコミも大わらわ。ワイドショーは急きょ企画を組んだものの、彼女が神奈川県本厚木在住であることと、東京都町田市の和光高2年であることがゴッチャになったか、アナウンサーが「神奈川県町田市」などと実在しない地名を口走る場面もあった模様。お前ら落ち着け!

 町田市役所でも菅井さんの優勝は話題になったようで、文化スポーツ振興部長や市議のみなさんも大興奮だったようです。とくに藤田学市議など国会中継からチャンネルを切り換えてフジテレビを見てたとか。菅井さんが町田市芸術協会主催のフェスティバルにも出演していただけに喜びもひとしおだったようです。 若手の登竜門で優勝したことで菅井さんには偉大なバレリーナへ飛躍する大きなチャンスが開けたわけですから、今後の彼女の活躍には大いに期待したいところですね。いずれ日本に菅井円加ありと称賛される日が来ることを祈っております。菅井さん本当におめでとう!

■追記 私は放送を見ていませんが、どうやらフジテレビが謝罪した模様。

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