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2014年3月22日土曜日

北朝鮮のミサイルとかロケットとかさぁ…

■短距離ロケット弾30発発射=日本海側、16日に続き-北朝鮮(時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014032200069
 【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮軍は22日午前4時から同6時ごろにかけ、日本海沿岸地域から東に短距離ロケット弾30発を発射した。射程は60キロ程度と推定される。
 訓練の一環であると同時に、実施中の米韓合同軍事演習「フォール・イーグル」に対抗する示威行為とみられる。韓国軍関係者によると、発射地点は江原道・元山付近で、公海上に落下。事前に航行禁止区域を公示していなかった。
 北朝鮮は16日にも、旧ソ連から導入した地対地ロケット「フロッグ」とみられる25発を日本海側に発射している。関係者は「前回と似ているとみているが、もう少し把握する必要がある」と述べた。

 こういうのさぁ…。いや、別に報道するなって言ってるんじゃないんですけどね。でも、我々は普段からあの国に踊らされているんだってことを分かった上で、報じるなり記事を読むなりしてほしいなとは思いますよね。
 最近、ノンフィクション作家の関岡英之さんと、ご存じ田母神俊雄さんの対談本が出版されまして、これが大変面白かったんですが、その中で北朝鮮情報の出所についても指摘されておりました。該当部分をメモ的にちょっと引用しておきたいと思います。

●─アメリカの北朝鮮情報に踊らされる日本

田母神 アメリカの対日戦略の基本は、日本を軍事的に自立させないでおくことですから、アメリカだけが早期警戒衛星情報を持ち、北朝鮮のミサイル情報なども選別して自衛隊に流してくるわけです。
 北朝鮮はせいぜい年に二回ぐらいしかミサイルを発射しませんが、中国やロシアは月に二回ぐらい撃っています。しかしそんな情報は一切公表されないでしょう。
 これは日本側にも問題があります。中国がミサイルを発射したという情報をアメリカが外務省や防衛省に流しても、日本政府は決して動こうとしない。情報を握りつぶす。
 もし「中国のミサイルに対抗するためだ」と言ったら、日本国内は大騒ぎになりますから。アメリカのミサイル防衛システムを日本に導入させるのが難しくなることを、アメリカ側もよく知っています。

関岡  中国を刺激してはいけないという、お決まりの事なかれ主義をアメリカにも見透かされているわけですね。

田母神 中国がミサイル実験をやっても、日本政府は「騒がないほうがいい」とやり過ごすわけです。日本が反応しないので、アメリカも中国のミサイル情報をいちいち知らせてこなくなる。
 しかし北朝鮮のミサイル情報を流すと、日本は政府もマスコミも大騒ぎするので、ミサイル防衛システムを売り込むのに都合がいい。アメリカは自国の国益に役に立つ情報しか日本に流してこないわけです。
 中国のミサイル情報をまったく流さないと日本が不審に思うだろうから、アメリカもたまに流してくる。一方、北朝鮮は年に二回ぐらいしか撃たないのに、その都度流してくる。そうしないと日本の危機感が薄れますから。危機感を煽っておけば、日本はアメリカに常に依存するようになる。それがアメリカの真の狙いです。

関岡  早期警戒衛星をアメリカに依存しているということは、結局そうやって情報操作されてしまうということですね。

田母神 そういうことです。北朝鮮だって、何も理由がないのに突然日本に向けてミサイルを撃ってくることなんてありませんよ、絶対に。何か理由がなければ、無駄なことをする余裕はあの国にはありません。
 しかしアメリカは、北朝鮮がいつミサイルを撃ってくるかわからんぞ、だからミサイル防衛システムを増強しろと煽ってきます。
 それで防衛省はなけなしの予算をミサイル防衛システムの整備に回すでしょう。すると本来持つべき攻撃力にカネが回らないという状態になる。アメリカにとっては、日本の軍事的自立を妨害しながら、自国の防衛産業も儲かるという一石二鳥の手口なのです。

関岡  なるほど…。北朝鮮のミサイル危機は、アメリカに情報操作されている面もあることを念頭に置いておかないと危ないですね。日本のミサイル防衛システムの初代指揮官だった田母神先生のご指摘だけに大変重いものがあります。

 p.141-3

 この関岡・田母神対談はとてもわかりやすく面白いので、興味のある方はぜひ読まれるといいと思います。関岡英之さん、しばらく見ないうちにたっぷりヒゲを蓄えて、大久保利通みたいな風貌に。貫禄が出てきましたね。

2014年1月18日土曜日

【追悼】星一徹と加藤精三

 

「巨人の星」星一徹役、加藤精三さん死去 享年86歳 膀胱がんのため
[シネマトゥデイ芸能ニュース] テレビアニメ「巨人の星」の星一徹役などで知られる俳優で声優の加藤精三さんが、17日11時40分、膀胱(ぼうこう)がんのため東京・板橋の病院で死去した。享年86歳。所属する劇団俳協の公式サイトなどで発表された。

2013年12月15日日曜日

ネルー愚かなり

ジャワハルラール・ネルー(ネール) (जवाहरलाल नेहरू, Jawaharlal Nehru, 1889年11月14日 - 1964年5月27日)は、インドの初代首相。インド国民会議議長。インド独立運動の指導者。著述家。名前の最初に、「学者(最高位のバラモン)」という意味の「パンディト(पंडित, Pandit)」が付けられる場合もある。

2013年12月12日木曜日

英国人記者の公正さに感謝

H.S.ストークス 1938年英国生まれ。61年オックスフォード大学修士課程修了後、62年フィナンシャルタイムズ社入社。64年初代東京支局長、67年ザ・タイムズ東京支局長、78年ニューヨーク・タイムズ東京支局長を歴任。三島由紀夫と最も親しかった外国人記者としても知られる。

2013年7月26日金曜日

【読書】猪木寛至自伝

元気があれば当選もできる…アントニオ猪木氏 読売
比例選で当選した日本維新の会のアントニオ猪木さん(70)は「元気ですかー? 元気があれば当選もできる」と破顔一笑。農業問題などに取り組む決意を述べ、「1、2、3、ダー!」で締めくくった。

2012年11月1日木曜日

『成長の限界』とは何だったのか

1970年代初頭に「このまま経済成長を模索し続ければ、人類社会は破局に直面する」と警鐘を鳴らして、世界的大ベストセラーとなったローマクラブの『成長の限界』だが、40年経った今となってはその予想が尽く外れていたことが明らかとなった。

2012年8月3日金曜日

学業の善用


シモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil, 1909年2月3日  - 1943年8月24日 )は、フランスの哲学者。哲学の教職につくも労働運動への関心から女工生活を経験。スペイン内戦では義勇軍に応募。ユダヤ人の血を引くため42年にはアメリカへ亡命。その後ロンドンへ移りレジスタンス運動に参加する。享年34歳。


2012年5月3日木曜日

再びエンデについて

エンデの文明砂漠 ミヒャエル・エンデと文明論 (アインシュタイン・ロマン)

 

 エンデはアインシュタインの学問的な業績の価値を十分認め、個人批判をするつもりはないことを強調した。しかし“文明砂漠”を生み出した科学的なものの考え方をアインシュタインを例にして指摘することは意義があると考えていた。


2012年4月28日土曜日

エンデについて

エンデの文明砂漠 ミヒャエル・エンデと文明論 (アインシュタイン・ロマン)

一般にミヒャエル・エンデといえば児童向けメルヘン作家と思われているが、ドイツ人らしく哲学の伝統を受け継いだ作品群は没後も色あせず、現代人に真剣な問いを投げかけている。

2012年3月21日水曜日

続・民間事故調報告書ななめ読み

前回に引き続き民間事故調の報告書をななめ読み。全国が息をのんで見守った自衛隊ヘリ放水の実相とは? そのとき日本の置かれた状況をもう一度考えてみる。

2012年3月20日火曜日

民間事故調報告書ななめ読み

「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調)は、独自に調査・検証をすすめていた東京電力福島原発事故について「調査・検証報告書」をまとめ発表した。当初、非売品として限定部数のみ作成されたが、各メディアで報道がなされると問い合わせが殺到。「国民の視点からの検証」である報告書を広く世論に訴えたい、とディスカヴァーからの発売が決定。

2012年3月3日土曜日

われわれ自身のなかの鳩山由紀夫

 原著は1946年に出版、邦訳は1965年に初版。著者マックス・ピカートはスイスの医師で哲学者、著述家。オルテガやベルジャーエフと並び現代の最もすぐれた文明批評家と目される。ヒトラー、ナチズムの台頭を準備した諸現象の考察、現代文明が抱える病いの情け容赦ない追及。

2012年2月24日金曜日

奇跡の怪作!「大と大」を語るぞの巻!!

 

巨匠・本宮ひろ志が渾身の力を込めて描く壮大なロマン!
世界へはばたく2人の男が日本の命運をかけて激突する…はずだったorz

2012年2月22日水曜日

人は「慈悲」を実践できるか?

 著者は仏教学の世界的権威、中村元。初版は平楽寺書店より昭和31年に刊行。仏教の根本にして最重要概念たる「慈悲」の分析。実践倫理的な側面の解説。ひろく宗教・倫理の根本を問う迫力に満ちた不朽の名著。

2012年2月21日火曜日

【再録】書評:ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体

 町田の有隣堂で発見して衝動買いした新刊。早大でニーチェを専攻し、アンチクリストの現代語訳『キリスト教は邪教です』などの著書もある哲学者・適菜収氏の新書。